一般社団法人海外運輸協力協会 コンサルタント倫理規程
我々、一般社団法人海外運輸協力協会の会員(以下「会員」という)は、高度の専門的知識と豊富な経験に基づき、誠実かつ公正にコンサルティング業務を提供することにより、海外における運輸関係施設整備等に協力する。業務に当たっては、クライアント(依頼者)の真の利益を追究することとして、適正な契約が締結されるよう努力するものとする。
- 1.契約の尊重
- 会員は、業務の遂行に当たっては、契約を遵守し、自己の専門とする分野に関して、最適な技術に基づく専門的なサービスの提供を行うものとする。
- 2.報酬
- 会員は、業務の遂行に当たって、契約に基づいてクライアントから支払われる報酬以外は受領しない。
- 3.信頼関係の促進
- 会員は、クライアントとの信頼関係を促進し、必要に応じコンサルタントとしての見解を率直に開示することにより、双方の理解と合意に基づいて最善の努力をもって業務の遂行に努めるものとする。
- 4.秘密の厳守
- 会員は、当該業務の遂行上知り得た情報や成果品等について、予めクライアントの同意を得ることなく、直接、間接を問わず、これを第三者に漏らしたり、他の業務に使用してはならない。
- 5.中立性の保持
- 会員は、コンサルタントの良心、権威、専門性をもって業務に当たり、他の利害関係者との間で疑義が生じるような行動をしてはならない。
- 6.国際協力
- 会員は、海外運輸協力協会の設立趣旨に則り、コンサルティング業務を提供すると共に我が国ODA大綱の理念と原則を踏まえて国際協力を推進する。
- 7.公正な競争
- 会員は、我が国で培った技術力を尊重するとともに、公正にして自由な競争が行われるよう、各種法令を遵守しコンサルタントの良心に基づき行動をとるものである。