会長 藤田 武彦 （ふじた たけひこ）
海外運輸協力協会（JTCA）は、昭和48年（1973年）に開発途上国の社会・経済の発展に寄与するという理念のもとに設立され、運輸分野における国際協力の総合的な調査・研究及び海外におけるコンサルタント活動の振興、促進並びに国内外の人材育成に資する活動を行って参りました。
近年、政府全体として取り組んでいる「インフラシステム海外展開戦略」や国土交通省の「インフラシステム海外展開行動計画」に沿って諸事業に取り組んで参りましたが、協会の果たすべき役割は益々高まっていると認識しております。
今後も、開発途上国をはじめとする諸外国の社会・経済開発を支援することはもとより、会員の活動をバックアップすべく、官民連携のプラットフォームとして当該国のニーズをより速くかつ的確に把握するとともに、プロジェクトの構想段階からの発掘・形成や人材育成に資する活動を推進して参ります。
諸般の厳しい環境下で協会の使命を果たして参る所存ですので、より一層のご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
